リフォームの目的は、住まい手の不満・不便を解消すること。
このため、リフォームの工事受注を確保するためには、他社よりも先に、住まい手の不満・不便を「察知する」ことが何よりも重要になってきます。
答えは、お客様の住宅情報を「入手」し「維持管理を徹底する」ことにあります。
クラウドを採用した「住まいの履歴管理システム」は、どこにいても住宅情報を閲覧・管理・活用できるのが大きな特徴です。また、持ち運びやすいiPadを利用することで、住宅情報を入手したその場で住まい1棟分の仕様状況を入力することが可能です。
こうした住宅情報を蓄積・管理し、必要に応じて検索・抽出することで、リフォームの需用を掘り起こします。
まずは、今までの新築住宅物件や、修繕工事を行ったOB顧客に向けアフター点検を兼ねて情報を入手し、自社の現状を把握することからスタート。そこからリフォーム工事の需要を掘り起します。
また、通常は手に入れるのが難しい住宅情報を、少額の工事(500円からの網戸交換)や無償の住宅診断を行うイベントを実施することで、より多くの情報を集めることが可能です。
トライアルでは、「500円の網戸交換」のチラシから、200万円のリフォーム工事受注に成功。その実効性は確認済みです。
また、「リ・フォ・ネ」では、建物検査(=インスペクション)の実施、住宅履歴情報の蓄積、各種補償制度への加入整備など、建てた後の住まいを適切に維持管理ができる人材「住宅維持管理士」(※1)の育成をサポートし、工務店・ビルダーのリフォーム事業化を強力に後押しします。
さらに、国の方針として掲げられているように、住宅履歴書の長期蓄積はストック型社会においては不可欠となっています。このため、「住まいの履歴管理システム」は、九州職業能力開発大学校と連携して常にバージョンアップを図っており、工務店と時代のニーズに即した最新の状態で利用できるような取り組みも行っています。
様々な営業支援ツールを用意することで、リフォーム事業化を強力にバックアップ! 詳しくは、「営業支援ツール」をご覧下さい。
※1 住宅維持管理士:一般財団法人日本住宅維持管理協会が実施する 民間資格。住まいの維持管理や住宅履歴情報の整備を具体的な観点から 行う人材を認定している。